かつての子ども嫌いについて
今週のお題「今だから言えること」
お題について、考えてみました。
今だから言えること…。あんまりないなぁ~。
わりと、正直に物を言うタイプで、そこまで秘密主義ではないので、
何でも言ってしまっています。
ちょっと悪いこと。例えば、おつりを多くもらったけど黙ってた、
とか
言えなかったこと。例えば、今のダンナさんよりそのお友達が好きだった、
とか。
やっぱりないなぁ~。
抱えている秘密はありますが、
それらは「今も言えないこと」。
墓場まで持って行く…と思っています。
で、一つだけ思いついた「今だから言えること。」
それは
「こども嫌いだった」
ということ。
横浜の新興住宅地に住んでいた20代の頃。
結構広めの賃貸マンションに住んでいたので、ファミリーも入居していました。
徹夜明けの日曜の朝、
「やっと眠れる~」という頃に外から聞こえてくるキャーキャー、キーキーという子供の声、
イヤでした。
私の愛車に、指で自分の名前を書いたり(決して私の車が汚れていたわけではないですよ)、
バーカ、と書いたり、ボールをぶつけたり…。
イヤでした。
それよりなにより、夜の10時ごろにNと蛍光テープが光るカバンをしょった小学生が、
普通に駅周辺をはしゃぎながら歩いているのが、一番イヤだったと思います。
時を経て、私は「こども英会話教室」の先生の採用試験を受けました。
書類審査→筆記試験→リスニング試験
そして面接。
面接の時に三つ、合格のための条件があると言われました。
一つは忘れてしまったのですが、
二つめは、「ちゃんと子どもに伝わる大きさの声が出ること」
三つめ「子どもが好きであること」
でした。
二つめもあやしかったのですが、
三つめ…。
ウソがつけなかった私は
「子どもはそんなに好きではありませんが…」
と口を濁しました。
「あっ、嫌いじゃなかったらいいんですよ」
と言われ、なんて答えようか困っていたら、採用決定になりました。
ごめんなさい!
結局ウソついたのと同じですね。
しかし自分に子どもができたことと、
そのこども英語教室を通して、知り合った子どもたちによって
私の子ども嫌いは完璧に子ども好きへと変化しました。
人間ってわからないものです。
今日も読んでくださってありがとうございました。
相手をよく知ることで、好きになったのだと思います。
子どもってかわいい。中学生も高校生も、ちょっと面倒だけどかわいいです。
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