お月見に!白玉粉と豆腐だけで作るお団子
秋っぽくなってきましたね。
でもこちら、ものすごい残暑です。夏、暑くならなかったぶん、厳しく感じます。
もう店頭には栗が並んでいました。うちの栗もそろそろ落ちてきてるかな?
今日はお月様シリーズを続け、
「月見団子」を紹介します。
うちでは、だいたい毎年、中秋の名月には「月見団子」を作ります。
いや、中秋の名月じゃなくても、haruがお団子大好きなのでよく作ります。
最近はharu一人で作って、ほとんど一人で食べています。
月見団子といっても、白玉団子です。
白玉粉と豆腐のみで作ります。
まずは材料と作り方から。
〈材料〉
白玉粉…120グラム
絹ごし豆腐…130グラム
*上からかけるシロップ等はお好みで。下の方に我が家の例を書いています。
〈作り方〉
①ボウルに豆腐と白玉粉を入れ、耳たぶより少し硬めにこねる。
②ひとまとまりになったら、棒状に伸ばし、少しずつちぎってまるめる。
③熱湯に入れ、浮き上がってきたらそのまま2分~3分ゆでる。
④冷水にとり、冷めたらザルにあけ水切りする。
簡単なのですが、言っておきたいことが沢山あります。
●白玉粉の種類や、豆腐の種類で、分量が変わってきます。
私が使ったのは生協(グリーンコープ)の白玉粉。かなり粗目だと思います。豆腐も「やわらかい豆腐」なので、水分が多く含まれているようです。豆腐の水分量が少なく、白玉粉の粒子が細かい場合は、白玉粉を減らしていいと思います。なので、白玉粉は少な目から徐々に増やしていってください。割合として、白玉粉100グラムで絹ごし豆腐150グラムくらいでもいいかもしれません。
また、木綿豆腐でも作れますが、その場合も白玉粉の量は加減してください。
●豆腐でなく、水、牛乳、豆乳でも作れます。最初に白玉粉を入れ、少しずつ水分を足していってください。べちゃべちゃになったら、また白玉粉を増やせばいいです。
ただ、白玉粉は粒子が粗いので、後から継ぎ足したぶんは、ちゃんとこねないと、かたまりになったりします。
●白玉粉100グラムにつき、砂糖(うちはキビ砂糖)を10グラムくらい入れて作ると、
後で何もかけずに、ほんのり甘いお団子が食べられます。
●写真では左・きなことメープルシロップ、右・きなことゴマとはちみつをかけています。きなこにほんの少し、耳かき一杯程度の塩を入れるのが我が家流です。
●黒砂糖1:水2の割合で、火にかけ、冷まして作る黒糖シロップをかけることもあります。
●みたらしダレの作り方:
砂糖大さじ2、しょうゆ大さじ1、水大さじ4、片栗粉小さじ1を小鍋に入れ、
中火にかけ、混ぜ、沸騰したら冷ます。
2014.9.9追記です。
●作ってから2時間くらいは、冷水の中につけたままにしておくと、硬くなりにくいです(2時間以上はおいしくなくなります。冷蔵庫に入れると硬くなります)。
2014.9.6追記です。
冷水につけておくと硬くなりにくいですが、少し表面がべちゃべちゃジュクジュクと
水っぽくなります。natsuはそれがすごくイヤで硬くなるほうがマシなんだそうです。
水っぽい口当たりがイヤな人は、これはやめましょう(natsuより)。
●硬くなってしまったお団子は、みそ汁やスープに入れるといい感じになります。
砂糖が入っていないので、よく合います。
または、少しフライパンで焼いて、みたらしソース(作り方は上にあります)をかけて食べるのもいいです。
お月見で飾るときですが、十五夜は十五個飾ることが多いようです。
三方に白い紙をしいて、9個(3×3)を下段、4個(2×2)を中段、上段は2個です。
お月様から見て、左側にすすき、右にお団子を供えます。
うちには三方はありませんし、白い紙に白玉団子を置くとくっつくので、
お皿に普通に重ねます。
写真は、茹でやすく食べやすいように、かなりペシャンコにつぶしていますが、
本来の月見団子も真ん丸ではないほうがよいようです。
死者の枕元に供える団子が真ん丸だからです。
丸くして、ほんの少しつぶすといいそうです。
今年は月見団子、手作りしてみてくださいね。
小さな子供さんのおやつにもいいですよ(のどにつまらせないよう、大きさ等は子供さんに合わせてください)。
今日も読んでくださってありがとうございました。
ランキング参加しています。よろしかったら1クリックを!