ハロウィンのおススメ英語絵本5選・中学生以上向け
今日で、ハロウィンの英語絵本紹介は最後です。
ハロウィン・キャラクターの中で、私が一番好きなのは「witch」。
昔、昔、西洋の森の中の小さな家で、魔女が一人、薬草などを煮て薬を作っていた…
そのイメージが、なんとも好きなのです。
私の祖母は、鼻が高くって、ちょっと魔女的ルックスでした。
そして、体の強くなかった祖父のために、台所で草や生き物?などを煮て、
得体のしれない?せんじ薬をよく作っていました。
すごい臭いの時もあれば、結構いい匂いの時も。
魔女って聞くと、今もあの種の匂いを思い出します。
梅肉エキスだけは、私ももらって飲んでいたっけ?
今日は愛すべき魔女の本から紹介します。
「MEG and MOG」。70年代に初版が出版されたイギリスの絵本です。シリーズ展開していて、アニメにもなっているキュートな作品。呪文を唱えるのが下手な魔女のメグが主人公で、飼い猫のモグ、仲間のフクロウも出てきます。今回紹介するこの本では、メグが夜起きて、ハロウィンの魔法パーティーに行くお話です。パーティーで会った友達魔女たちに大変なことが起こってしまいます。文章も多くなく、中3程度の英語力で読めると思います(一部単語を調べつつ)。
- 作者: Susan Meddaugh
- 出版社/メーカー: HMH Books for Young Readers
- 発売日: 1994/09/26
- メディア: ペーパーバック
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二冊目も魔女の絵本です。これ、「The Witches' Supermarket」のタイトルの通りの内容です。ハロウィンシーズンに「魔女(専用)のスーパーマーケット」に迷い込んだ女の子と犬(猫に仮装している)が巻き起こす大騒動を描いてあります。前者よりも文章が多いですが、そんなに難しくありません。スーパーに売られている魔女専門の商品のイラストと商品紹介プレートが細かくて、それもこの絵本の見どころです。
三冊目もwitch本。よくもこんなにwitch本ばかり集まってるもんだ…と自分でも驚いています。「Humbug Witch」。この絵本はイラストや文字のレイアウトがすごくオシャレなのです。見開きごとに一枚の完成したポップアートを見ているような…。色も白、黒、黄、赤の四色しか使ってないのに、すごく素敵です。humbugとはハンバーグじゃありませんよ。「インチキのとか、ペテンの、でたらめの」という意味です。必死で魔女の行動(ほうきで飛ぶ、魔女の鍋作りなど)に挑戦する主人公ですが、本物ではないため、なかなかうまくいきません。結局のところ彼女は…。「Witches' Supermarket」より簡単な英文です。
- 作者: Jr, Bill Martin,Michael Sampson,Paul Meisel
- 出版社/メーカー: Simon & Schuster Children's Publishing
- 発売日: 2002/09/01
- メディア: ハードカバー
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4冊目は、「Trick or Treat」です。男の子が自分の住むアパートの住人宅へトリックオアトリーティングに出かけます。10階に住んでるメルリンおじさん、trick or treatで「Trick」を選び、悪戯されるんじゃなく、自分が悪戯で変な魔法をかけてしまいます。これは少しだけ英語上級者向けの言葉遊び絵本です。例えばお菓子の「jelly beans」は魔法で「belly jeans」になってしまいます!ジーパンをもらうことになってしまうのです。さあて、最後に戻ってきた1階の自宅ですが…。
最後は「Aaaarrgghh! Spider!」です。これはハロウィン用の本ではありませんが、ハロウィン・キャラクターの蜘蛛が主人公です。イラストもお話もなんだかカワイイのでおススメします。梅雨の時期に「Incy Wincy Spider」の歌と一緒に紹介してもいいと思います。人間のペットになりたい蜘蛛のお話。ペットにしてほしくって、必死にアピールする蜘蛛が健気です。英語は簡単です。イラストでだいたいの意味はわかると思います。
いかがでしたか?
今日も読んでくださってありがとうございました。
Trick or Click? えっ?Trickですか~???