今日は3年ぶりの月食なので、月の民話と月食の絵本を紹介します。
今日は「皆既月食」ですね。
今のところ晴れていますので、ここからも見られそうです。
夜の7時25分前には空を見上げられるようにスタンバイしておいてくださいね。
詳しくは”ポレポレとうさん”の記事を、是非ご覧になってください。
今夜は皆既月食!仕事帰りに夜空を見上げてみよう - おやこでポレポレ
日本では、「月でうさぎが餅つきをしている」というのは誰もが知っていることだと思いますが、
それはインドの伝説がルーツらしいです。
「月のうさぎ」という絵本にもなっているので、みなさんもご存知ではないでしょうか?
このお話は、かなり健気なうさぎが主人公ですが、
アフリカの伝説に出てくるうさぎは、ちょっと違っています。
今日はそっちの紹介をしたいと思います。
昔何かで読んだお話なので、出典元がわかりません。
ネットでも探してみたのですが、みつからなかったので、記憶だけで書きます。
私の記憶もあいまいなので、本来のお話と違っている部分もあるかもしれませんが、
大筋はこんな感じでしたので、そこはお許しください。
昔々、月がうさぎにつかいをたのんだ。
「人々に伝えてほしい。月が一度なくなってもまた現れるように、人間もまた生き返るようになるんだと。」
しかし、いたずらうさぎは反対のことを言って、えらそうな月も人間も困らせてやろうと思った。
「月は欠けてなくなってもまた満ちるけど、人間は死んだら決して生き返ることはない。」
たった一度のウソだった。
しかしそのことを知った月はたいそう怒って、棒をうさぎに投げつけた。棒はうさぎの口にあたり、口が二つに裂けてしまった。うさぎはあまりの痛さに月に飛びつき、顔を爪でひっかいてしまった。
月の表面に黒い部分あるのと、うさぎの口が二つに裂けているのはこのためで、人間はやっぱり生き返ることはできなかったという。
今日の月食の月、赤胴色をしているはずです。
怒った月が顔を赤くしているのかもしれません。
*地球上で火山の大規模な爆発が起きたりすると、大気がクリアでなくなり、太陽の赤い光線がみえなくなることがあります。そうすると赤胴色の月はみえなくなることもあるそうです。
月食にまつわる絵本もおススメです。
現在、アマゾンで在庫切れしています。残念!
月食の日の誕生会を描いたお話です。もし今日月食を見逃したなら、是非この絵本で見てほしいと思います。大人も楽しめる作品。
月が大好きで、とうとう月を盗んでしまう男がいて…。楽しいストーリーもあり、月食についての解説もある絵本。小学生におススメです。
本日の記事中に出てきた、インドの伝説をもとにした、悲しいうさぎの話。でも、今は月の中で嬉しくて飛び跳ねているとか。
あぁ、でも今日の今日紹介しても、すぐには手に入らないですね。
次回の月食は…、来年の4月4日みたいです!
それまでに、ぜひ読んでみてください。
今日も読んでくださってありがとうございました。
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