高倉健さん。大好きな映画俳優さんでした

今日は予想もしていなかったニュースが飛び込んできて、落ち込んでいます。

そうです。高倉健さんの訃報です。

 

何か書こうと思っても何を書いていいやら、わかりません。

ぼーっと、ニュースサイトを見続けていました。

とりあえず、文字を打っています。

 

悪性リンパ腫だったなんて知りませんでした。

「じいさん好き」の記事に、健さんは?なんて書いて、なんだかやるせないです。


老人映画、万歳!「100歳の華麗なる冒険」 - fuyuの月夢手帖

 

人はみな亡くなるのだから、むやみに落ち込んでもしょうがない…。

健さんの事務所のファックスには

「往く道は精進にして、忍びて終わり悔いなし」

という彼の座右の銘が書かれていたそうです。

この「忍びて」って何でしょう?

「ひそかに物事を行う」こと?「我慢する」こと?

健さんのお母様はずっと「辛抱たい」っと言っていたそうです。

では、この「忍びて」は「我慢する」の方でしょうね。

ご本人は、死を受け入れ、悔いはないのかもしれません。

 

いつから好きだったのか思い出してみました。

網走番外地

かな。

高校時代、夜中にテレビで放送されたのを見ていました。

毎晩だか毎週だか覚えていませんが、シリーズをずっとやってくれていて、

それで健さんファン、任侠映画ファンになりました。

よく親に「早く寝ろ!」と叱られたものです。

 

新幹線大爆破

君よ憤怒の河を渉れ

八甲田山

「海峡」

南極物語

「鉄道員ぽっぽや」

幸福の黄色いハンカチ

「野生の証明」

「駅 STATION」

ブラック・レイン

「あ・うん」

「居酒屋兆治」

「遥かなる山の呼び声」

「ミスター・ベースボール」

「夜叉」

「あなたへ」

 

時系列順に並んでいないかもしれませんが、

健さんが出演している映画で、印象に残っているものです。

一番が選べません。

他にもいくつか見ていますが、まだまだ見たい作品も残っていて、

これからも銀幕の中の健さんに会えると思うと、救われます。

 

コーヒーが好きだった健さん。京都で撮影に入っていると、

決まって通われる喫茶店があったそうで、

「そこ行くと健さんに会えるよ」

と、友人に教えてもらったのですが、

恐れ多いし、ジャマするのも悪いし、行きませんでした。が、後悔しています。

ミーハー丸出しで行けばよかった。

どうせ、遠くからチラっと眺めるだけだったろうから。

 

健さんの著書「あなたに褒められたくて」も読みました。

あなたに褒められたくて (集英社文庫)

あなたに褒められたくて (集英社文庫)

 

文庫ではなく、単行本で持っています。

今、在庫切れしているようですが、増版されるのではないでしょうか?

読みやすく、優しい気持ちになれる本です。

 

うちは、母(父もかな)、私、natsuと、三代健さんファンで、

natsuは小学生の時に冗談で

「不器用ですから」

と、絶妙なあいの手を入れたことがあります(相手が何て言ったかは忘れましたが)。

同級生にはマジにとられ、私ら母親世代には大うけした記憶があります。

 

どうでもいいことですね。

 

最近では、この「にんにく卵黄(健康家族)」のコマーシャルに健さんが出ていて少し驚きました。

 でも、いい感じに仕上がっていて、さすが健さんだな、と感心したり。

これ見てて、こみ上げるものがありました。これ、まだ続く予定だったのでは?

徐々に悲しくなってきています。

 

福岡県出身の健さんは、福岡市総合図書館に43本の主演作のフィルムを寄贈されています。

そこには映像ホールがあって、毎月映画の上映をしています。

きっと、そこで近いうちに「高倉健・フィルム特集」をやってくれると思います。

その43本ってどの作品なんだろう?気になります。

 

テレビは高倉健一色ですね。

好きな俳優さんが亡くなるような、そんなお年頃になりました。

誰にも老い、死は訪れます。 

生き急がず、生き遅れず、我が道を見失わず歩きたいと思いました。

今日は、とりとめのない文を読んでいただき、ありがとうございました。 

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