新しいオンガクを受け入れて、死んでいく

ちょっとこの音楽を聞いてみてください。 

どうでしょう?

東京在住のオンライン・アンダーグラウンド・ミュージシャン

mus.hiba(むしば!?)のアルバムの短編集です。

 

最近の音楽は、私の場合、ほとんどnatsuから教えてもらって聞いています。

そのnatsuですが、近ごろでは80年代の曲にはまっていて、ほとんど私の守備範囲です。

 

haruが習い事(バレエ)の友達とカラオケに行ったときに、

その子たちがボカロ系の曲ばかりを熱唱していて、少し気後れしていたことがありました。

*バレエとボカロ…接点が見いだせない…。

 

うちでは、ボカロ(初音ミクなどのボーカロイド)系の曲はほとんど誰も聞きません。

 

一方、私は青春時代(?)を、エレクトロニック・ポップで過ごしたと言っても過言ではなく、

アコースティックも聞いていましたが、

YMOの流行の中、普通にシンセサイザーの音楽を受け入れた最初の世代です。

 

以前好きな音楽で紹介した、ソフト・セルやジャパン以外にも、クラフトワークロキシー・ミュージック、ヤズー、ゲイリー・ニューマンデペッシュ・モードなどなど挙げればキリがないほどのミュージシャンの曲を聴いてきました。

 

生まれて初めて行ったコンサートが福岡サンパレスでの「ロキシー・ミュージック」でした。

自分でお年玉などをためてシンセサイザーを買い、バンドもやっていました。

 

そういう経緯もあり、エレクトロニカ(音楽のジャンルです。要は電子音楽。前出のエレクトロニック・ポップより新しい結構最近の音楽)は結構素直に受け入れられました。

ビョークとか、好きですし。

 

で、虫歯じゃなかったMus.hibaさん。

ボカロとエレクトロニカを融合した感じの音楽だと思いませんか?

雪歌ユフというボーカルソフトを使ってらっしゃっていて、

そのウィスパーボイスがMus.hibaの音楽にマッチしています。

日本語の少ない歌詞も絶妙な分量。

 

オンライン・アンダーグラウンドのミュージシャンは、新世代のミュージシャンだそうで、

音楽を作って、SoundCloudのようなクラウドで発表するという新しいスタイルの音楽家です。

you tubeに時々アップしてある、ちょっと聞くに忍びないような素人の音楽ではなく、

自宅で一人でパソコンで作ったとは思えないほどの完成度の高い音楽を発表している人たちです。

そして彼らはbandcampなどの音楽配信サービスなどで、作った曲を販売しています。CD販売ではなく。

ただmus.hibaさんは12月10日にCDを出されています。それが上の動画です。

 

年だから…と、新しい音楽にはそっぽを向いていた気がします。 

これを機会に、もう少しこういったタイプの曲も聞いていきたいな、と思いました。

でも、正直言うと、雪歌ユフより、↓こういう声のほうがいいなぁ~。

こちらは女性の生の声。

私はmus.hibaの作る音楽がとても好みみたいです。

冬の空間、雪の結晶、寒さ、冷たさ、キラキラしていて、透明感がある感じ。

水、透明、白…。無機質、幻想、時々、宇宙。そんなイメージの。

 

これをそっくりそのまま、アコースティックにしたらどんな音楽になるんでしょう。

 

「このまま働いて死んでいくのはいやで、音楽を作って死んでいくほうが楽しい」

mus.hibaさんは、そう思って創作したんだそうです。

この言葉、ちょっと焦ってしまいます。

 

クリスマスにもマッチするmus.hibaの音楽。

 ボーカルがなくてもいいな。

 

今日も読んでくださってありがとうございました。

私は、死ぬまでに楽しいことがどれだけできるんでしょうか?

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