私なりの小さな小さな寄付の仕方

トピック「アイスバケツ」について

 

今日も雨です。かなり降っています。

雨の中、haruの学校で奉仕作業と再生資源物回収(今は廃品回収って言わない)がありました。

暑すぎるのも大変だけど、雨だとやる気も失せる気がします。

 

「アイスバケツ」について。

言及するな!って心の中のある私が叫んでいました。

騒いでる人々に乗っかってるような気がして。

でも、やっぱり自分なりの思いを書いておこうと思いなおしました。

このブログ、子供たちも読んでいるので。

 

Jeter's Ice Bucket Challenge | MLB.com

あまり見てないのですが、この↑ジータ(メジャーリーグヤンキースのデレク・ジータ選手)のが、

私が見た中では一番iceが多かったです。

「えっ?水だけじゃ?」ってのもないですか?

 

話がそれました。

 

今日は「アイスバケツチャレンジ」をどうこう言うつもりはありません。

このことをきっかけに私が考えた寄付についてです。

 

私は寄付をしない人でした。

幼いころ、結構何でも考えなしに(と、私は思っていた)寄付をしていた、

親や祖父らへの反発っていうか、疑問があったからです。

 

自分でお金を稼ぐようになってからある時期まで、

寄付をした記憶はありません。

近所の「隣組」で半強制的に集められる赤い羽根などを除いては。

隣組」で寄付を集めるっていうの、納得いかなくてイヤでした。

 

「寄付はお金が有り余ってる金持ちがすればいい」

と思っていました。

 

時はバブル期。

私はお金持ちではありませんでしたが、給料はかなりよく、

休みのたびに海外旅行をしていました。

今では考えられないほど自由に使えるお金がありました。

節約なんてものも知りませんでした。

デパートの包装紙をとっておく祖母が理解できませんでした。

「戦争時代と戦後の後遺症だ」と思っていました。

とりあえずいるモノはすべて、歩いて2分のデパートで揃えていました。

同じものが隣のスーパーで安く売られていても、

なぜかデパートで買っていました。

 

ここに書きだしてみて、

すごい利己主義ですね。

 

そして貯めたお金と、父からの寄付(?本人は香典の前払いだと言った)を持って、

イギリスに行きました。

 

そこで、イギリスの出会った人たちの節約生活を知り、

節約しながらも寄付をする姿を見たのです。

クリスマスはさらに顕著でした。

アヤシイ(本当に貧しいのかどうか不明の)物乞いにも、

「Happy Christmas !」とお金をあげる人々。

そこで気づきました。それは私の祖父母と同じだということを。

 

日本に帰ってきて、住所のあった横浜から

さらに実家近くの地方都市に引っ越し、

私の生活は変わりました。

貯めていたお金は使い果たし、地方じゃたいして稼げない。

時代もバブルは崩壊していました。

 

職場の女の子がある朝のスピーチで、

本当に小さな寄付をしていることを話してくれました。

郵便局のボランティア貯金のことでした。

その子は新卒、私より後に入ってきていたし、

私は経験者入社だったので、給料はだいぶ違っていました。

 

その時、ピンとくるものがあったのです。

 

母に

「お金持ちじゃなくても、できる寄付はするほうがいいとかな?」

と言ってみると、

「私はずっとユニセフで寄付にもなる買い物しよったよ」

と。

祖父や父とは違う、身の丈にあった、母らしい寄付をずっと続けていたと知りました。

 

それから、私は寄付をするようになりました。

ボランティア預金も申し込みました(その後その「商品?」がなくなり、また再開しています)。

本当に小さな寄付。

正直に書きます。500円とかです。たまにはもっとしますが。

 

生協をとっていると、結構いろんな寄付をしませんか?とチラシが入ってきます。

よほど納得いかない場合を除いて、そのすべてに寄付をします。

勝手に引き落としてくれるし、金額が友達にばれることもないから、

とても寄付しやすいのです。ネットで寄付するより簡単だし、

車を出さなくてもすみます(郵便局も車でないと行けません)。

 

haruは犬が好きで、レストランのレジなどに盲導犬の募金箱が置いてあると、自分の意思で寄付します。

私にはなかった発想で、よかったな、と思います。

natsuはあまり寄付をするタイプではないのですが、

寄付金が少額でも恥ずかしがらないところは評価できると思っています。

 

たまに、寄付がちゃんと困っている人に渡ってなかったりすることもあるようなので、

できるだけ信用できるところ、

そして「ここに寄付したいな」と強い思いが動くところ、

そんなところに寄付を継続していけたらな…と思っています。

 

今も隣組の寄付には抵抗があります。

金額も寄付する先も自分で選びたい。パフォーマンスや強制に従いたくはないのが本音です。

ちなみに、不幸の手紙、何度か受け取ったことがありますが、必ず止める人でした。

「アイスバケツ」…一般人に回る前に終わってしまうのか、永遠と続いていくのかは気になりますね。

 

お金持ちじゃない人は、こんなしょぼい小さな寄付でもいいよね?

という話でした。

 

読んでくださってありがとうございました。

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