砂糖少なめ、いちじくのジャムを作りました。

私はおかず作りはどうしても好きになれないけれど、

おかし作りは大好きです。

全くの自分流で、才能もセンスもない不器用女ですが、

好きでよく作ります。

haruが生クリーム嫌いなこともあり、

誕生日には私が焼き菓子系やタルト系のケーキを焼くようになりました。

natsuは甘いものが大好きで、私の作ったお菓子は本当に舐めるように食べてくれます。

だから続いているのかもしれません。

 

多分、小さい頃に繰り返し読んだ

ちびくろサンボ」(ホットケーキとバター)「ぐりとぐら」(カステラ)

が、私の潜在意識に住みついて、おかし作りが好きになったんだと思います。

だから、絵本作家さん。

おかず作りの傑作絵本を作ってください。きっと料理好きが増えると思います。

カレーとか、みんなが作るようなのじゃなくて、ちょっと面倒なおかずで!

 

ジャムもほとんど作ります。

煮詰めるタイミングさえ、見誤らなければ、超簡単だし、

甘味の調整も自分でできるからです。

 

梨木香歩さんの「西の魔女が死んだ

ワイルドストロベリージャム作りのシーンが大好きです。

バケツ3杯分の採りたてワイルドストロベリーを、

かまどにかけた大なべでグツグツとジャムにします。

2つの鍋に分けて作るようで、バケツ1杯半の野イチゴにつき、砂糖2袋!

砂糖が一袋1キロのものだとして、2キロなので、

野イチゴは4キロあったのでしょうか?

「まいとおばあちゃんのつくったジャムは、黒にも近い、深い深い、透き通った紅だった。嘗めると甘酸っぱい、裏の林の草木の味がした。(「西の魔女が死んだ新潮文庫より引用」

私は、少量で砂糖も具材の30パーセントほどにし、冷蔵庫保存で1か月くらいで食べ切るようにしています。

ただ年に一度、友達の苺農家に行って、タダで狩らせてもらった大量の苺を

実家でジャムにするときは、「西の魔女が死んだ」のジャム作りのような一大イベントになります!楽しいです。

 

いちじくは、冷凍には向かないので、この時期だけの楽しみです。

昔は庭に木があったのですが、いつの間にかなくなっていました。

故義父が抜いたようです。

しょうがないので、最近は農家直売所で買っています。

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実は生で食べるつもりが、食べ忘れ、柔らかくなってしまったのでジャムにしました。

いちじくの皮をむき、小さく切って鍋(ほうろう)に入れ、

いちじくの重さの30パーセントの砂糖を加え、

レモン汁を大さじ1ほど加え、水気が出るまで置いておきます。

その後火にかけて灰汁をすくい、とろんとしてきたらできあがり。

いちじくジャムは中火くらいで、結構ささっと作ります。

 

常温で長期保存するならば、具材の重さの50パーセントの砂糖を入れたほうがいいと思いますが、

私の場合は、いろんな季節の果物のジャムを少しずつ食べたいので、少量で作り冷蔵保存。

ほとんど30パーセントで作ります。だいたいすべて、上のレシピ。

耐熱のボウルに入れ、レンジで作ることも。

クックパッドなどで、加熱時間だけチェックし、前半加熱したら取り出してかきまぜ灰汁をとり、

後半2分くらいずつ、様子をみながらプラスしていけば失敗しないと思います。

いちじくや、プルーンはすごく作りやすいです。ペクチンが多いから、いい感じにとろみがつきます。

 

今回のはいちじく自体がとても甘かったので、30パーセントでも甘いくらいでした。

ジャムと呼んでいいのかわかりませんが、リンゴなどは砂糖なしで作る人もいますよね?

トロンとしなくていいならば、それはそれでいいと思います。

 

いちじくは便秘によく、整腸作用に優れています。

未熟な実を食べると、胃に悪いので熟した実を食べてください。

 

 

ちびくろ・さんぼ

ちびくろ・さんぼ

 

 

 

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

ぐりとぐら [ぐりとぐらの絵本] (こどものとも傑作集)

 

 

 

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

西の魔女が死んだ (新潮文庫)

 

 

 

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