折句とマラソン大会
気づけばブログ開設5か月目突入していました。
色々思うことはありますが、まずは現状維持で5か月目もやっていこうかと思います。
日曜以外、毎日更新。
先月は疲れから体調をくずしたことが何度かあったので、
特に収入を目指していないこのブログを無理して更新する必要性は感じていないのですが、
「ツナ缶レシピの日」に参加させていただいてからの、
皆さんとの交流がとても楽しいので、もう少し現状維持で。
私の場合、予約投稿など全くやっていないので、毎日パソコンに向かっています。
ipodからの投稿も苦手なのでやってないし、予約投稿くらいはできますが、
ITスキルにめっぽう弱いため、相当な手間暇をかけています。多分。
ITスキル力を上げるべきか、このままアナログっぽいブログスタイル(?)でいくか、
考えることはありますが、なかなか実行する時間はとれません。
センスがないから新しいことをパパッと実現できないですし。
というわけで、進歩は少しずつでいいかなという結論にいたりました。
ただでさえ文章長いのに、前置き長~くなってしまいました。
先日、natsuの学校でマラソン大会っぽいものがありました。
このあたりの山系の山を一周(約33キロ)するという大会です。
保護者も、交通整理、炊き出し等、かなりのバックアップ態勢で臨む大会なのですが、
国語科からは「折句」が生徒だけでなく、保護者からも募集されます。
当日協力できない保護者も、折句で参加できるというわけです。
折句…ご存知でしょうか?
ある一つの文章や詩の中に、別の意味を持つ言葉を織り込む言葉遊びの一種。句頭を利用したものがほとんどである。(ウィキペディアより)
伊勢物語が有名ですね。高校時代に習いませんでしたか?
からころも
きつつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
たびをしぞおもふ
東下りの段に出てくる和歌です。頭文字をつなげると「かきつばた」になります。
旅で出会った「かきつばた」という花を見て、都に残した妻への思いを詠んだ(詠まされた)歌です。
谷川俊太郎さんのこちらも有名ですね。
あくびがでるわ
いやけがさすわ
しにたいくらい
てんでたいくつ
まぬけなあなた
すべってころべ
こちらは折りこんだ単語とは逆のことを文章にしていて、谷川さんらしい気がします。谷川俊太郎の恋文と呼ばれているものです。
英語ではアクロスティック(Acrostic)と言い、「不思議な国のアリス」のルイス・キャロルが得意としていました。
「鏡の国のアリス」の巻末の詩がアクロスティックを使ってあります。
一部紹介します。
A boat, beneath a sunny sky
Lingering onward dreamily
In an evening of July -
Children three that nestle near,
Eager eye and willing ear,
これ、途中ですが、「ALICE」となってますよね。
今回の大会用に短歌と俳句、両方にお題が発表されています。
それ書くと、学校がばれてしまいそうなので、書きませんが…。
まったくセンスのない私は、友人に考えてもらったものを応募することにしました(ちゃんと友人の名前で応募しますよ)。
その友人は小学校の先生で、自分が受け持った子が卒業する時には必ず、
その子の名前をお題にした「折句」を色紙に書いてプレゼントしています。
6年生で受け持った子だけではなく、何年で受け持っても必ずです。
natsuもharuも偶然受け持ってもらったので、うちには二人分、その色紙があります。
結構素敵なプレゼントだと思うのですが、
その友人の、ざっくばらんな人柄のせいか、natsuは
「これ、捨てていいかな?いらんやろ」
と掃除のたびに言います…。…………。
「あいしてます」がどの詩集に入っているのかわからないので、とりあえず、この詩集をあげておきます。そもそもどれかに入っているのでしょうか?
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鏡の国のアリス―Through the looking‐glass 【講談社英語文庫】
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風呂入り
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できるなら。
仕事がこんなに
たまってなけりゃ。