月と狂気の関係
物事には必ず裏と表があるように感じます。
月に関するいいことばかり書いてきましたが、
ここで一つ、月にまつわる怖い話を。
昔は、月の光が狂気を呼び起こすと信じられていました。
ラテン語の月はluna。
英語のlunatic(月の、狂気の)やlunacy(狂気)は、そのlunaが語源となっています。
有名なのは「狼男」。
普段は人間の姿をしているのに、満月の光をあびると全身に毛が生え、凶暴な狼男に変身します。
十四世紀末のイギリス国王チャールズ6世は、満月の夜には必ず発狂したと言われています。
切り裂きジャック事件が満月か新月に関係している…という話はあやしいみたいですが、
満月の日には何かが起こる!?切り裂きジャック事件|数字の難民。電卓ソフトで計算嫌い解消!
ボストン絞殺魔事件 - Wikipediaや、「サムの息子事件」と言われている
の事件などが、「満月や新月の夜に起こった」、あるいは「関係した」と
言われるのかは、その信憑性と共にに興味があります。
自殺の名所とも言われている、サンフランシスコのゴールデンゲイトブリッジでは、
1976年に9件の投身自殺があり、そのすべてが満月の日だった…という話もあります。
科学的な証明はなされていないけれど、月にミステリアスな魅力を感じるからこそ、
こんな話題がわきおこるのかな?とも思います。
シェイクスピアのオセロの台詞に
「月がいつもより地球に近くなると、人を狂わせる…」
というものがあります。
スーパームーンはもうすぐです。
月夜の晩の神秘も味わってみてください。
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